津幡町出身の欧勝海が新十両に昇進

来年1月の大相撲初場所に向けた番付編成会議が行われ、津幡町出身の欧勝海が新十両に昇進することが決まりました。

日本相撲協会は、29日、来年の初場所に向けた番付編成会議を行い、津幡町出身で鳴戸部屋の欧勝海を新たに十両に昇進させることを決めました。
欧勝海は津幡町出身の22歳。
同じく津幡町出身の大の里の1学年後輩にあたり同じ相撲教室に通ったほか、大の里の勧めで同じ新潟・海洋高校に相撲留学しました。
そして、3年前の春場所で初土俵を踏み、その年の11月場所で序二段優勝を果たし、よくとしの春場所では幕下まで番付を上げていました。
その後、けがもあって休場が続き、序二段まで番付を下げた時期もありましたが、今場所は西の幕下2枚目で迎え、4勝3敗の成績でした。
欧勝海は、29日、福岡市で会見に臨み「ケガをしないように体をつくってみんなに応援されるような力士になりたいです。気持ちを新たに一から頑張っていきたい」と意気込みを語りました。
また、同郷の先輩、大の里については顔をほころぼせながら、「よくやった、おめでとうと声をかけてくれた。アマチュアのときから尊敬していて、現在もお手本にしていますが差を付けられているので、まずは追いつきたい。いつかは幕内で正々堂々と相撲を取りたいです」と話していました。