医王山スキー場でリフトの座席取り付け 金沢市

本格的なスキーシーズンを前に、金沢市の医王山スキー場でリフトの座席を取り付ける作業が行われました。

金沢市俵町にある医王山スキー場は、市の中心部から車で約30分ほどの場所にあり、初心者から上級者まで楽しめる市営のスキー場です。
12月下旬のオープンを前に、17日は、作業員8人が、2人乗りの座席をリフトに取り付ける作業を行いました。
あいにくの雨が降るなか、作業員は重さ約70キロのリフトを持ち上げ、10メートルの間隔を空けながらワイヤーにかけたあと、工具を使って取り付けていました。
取り付け作業は17日で終わり、今後、ブレーキなどについて安全点検を行うということです。
昨シーズンは十分な積雪があったことから、営業できた日数は68日間と過去5年間で最も多くなりましたが、利用者は約2万6000人とここ数年ではやや少なかったということです。
スキー場を管理する金沢市スポーツ事業団の中元大介主査は「雪が降らず1日も営業できなかった年もあるので暖冬にならないか心配です。初心者でも楽しめるスキー場なのでぜひ訪れてほしい」と話していました。
医王山スキー場のオープンは12月22日の予定で、積雪が十分でなければ延期されます。