県が東京で「石川の旬の味覚」PRイベント開催へ

石川県は、「香箱ガニ」や「加賀れんこん」など、この時期、旬を迎える特産品の認知度アップに向けて、東京でPRイベントを開くことにしています。

特産品のPRイベントが開かれるのは、東京駅と東京・日比谷地区にある帝国ホテル東京で、いずれの会場も11月17日に開催されます。
このうち、東京駅のイベントでは、メスのズワイガニの「香箱ガニ」を使った炊き込みごはんや、「加賀れんこん」のはす蒸しなどを詰め込んだ特製弁当が販売されるということです。
また、帝国ホテル東京では、高級食材の「能登牛」や加賀野菜の「源助だいこん」を使ったコース料理を用意し、首都圏のホテルやレストラン関係者、それに仲卸業者を招待して試食会を開くことにしています。
石川県は、去年も東京で能登牛の試食会を行いましたが、その効果もあって、去年1年間の東京への出荷頭数は168頭と前の年の1.8倍に伸びたことから、ことしはさらに販路を拡大したいとしています。
石川県は「カニや牛肉、加賀野菜など多くの県産ブランド食材が旬を迎える時期なので、食材どうしの魅力を掛け合わせながら首都圏でのPRを実施したい」としています。