ロッテ育成１位星稜・武内投手”一日も早く支配下登録選手に”

プロ野球のドラフト会議で、ロッテから育成選手１位に指名された星稜高校３年の武内涼太投手が、２７日、取材に応じ、「入団後は、一日も早く支配下登録選手になれるよう練習に励みたい」と意気込みを語りました。

２６日のドラフト会議で、星稜高校３年の武内投手は、ロッテから育成選手１位に指名されました。
武内投手は２６日午後、学校のグラウンドで取材に応じ、「プロに行きたいというこだわりがあり、育成のなかで１番の評価をしてもらえたのでうれしかった」と振り返りました。
指名されたことを真っ先に母親に電話で報告したということで、「『よかったね』と言ってもらい、これから頑張らなくてはいけないという気持ちになった」と話していました。
その上で、「投球の安定感や幅を向上させることが課題だと感じているので、１日でも早く支配下登録選手になれるようさらに練習に励みたい」と意気込みを語りました。
武内投手は大分県出身で身長１メートル８４センチ。
最速１４９キロの直球が武器で、ことし夏にはエースとしてチームを２年連続の甲子園出場に導きました。
先発したものの制球に苦しみ、チームは初戦で敗れましたが、打撃ではツーランホームランを放ちました。
武内投手は、体力づくりなどに励みながら今後、入団交渉に臨む予定です。