野々市市の高齢者 ”ボッチャ”楽しむ

過ごしやすい陽気となっている26日、野々市市の高齢者たちが、最近、市内で人気が高まっているというボッチャを楽しみました。

ボッチャを楽しんだのは、野々市市に暮らす高齢者10人あまりです。
市内の公民館に集まり、ふたつのチームに分かれてプレーしました。
ボッチャは、赤と青のボールを投げ合い、的となる白い球にどれだけ近づけられるかを競う競技です。
高齢者たちは、戦略を立てながら丁寧にボールを投げ、狙った場所に転がると歓声を上げていました。
野々市市では、高齢者でも参加出来るスポーツを広めようと社会福祉協議会が老人クラブに呼びかけ去年からボッチャの大会を開いています。
大会をきっかけにボッチャを始める高齢者が増え、人気が高まっているということです。
参加した女性は「プレー中は頭を使うし、自然と周りの人との会話も生まれるので毎回とても楽しみです。体が動く限り続けていきたいです」と話していました。
活動を支援する野々市市社会福祉協議会の西川太郎さんは「ここまで浸透するとは思いませんでした。戦術を考えたり得点を計算したりと頭を使うので認知症予防の効果も期待しています」と話していました。