天皇皇后両陛下 朗読劇の練習をご覧

「国民文化祭」と「全国障害者芸術・文化祭」の開催にあわせて15日から石川県を訪問している天皇皇后両陛下は、金沢市で障害者の作品展などをご覧になりました。
両陛下は、16日午前、金沢市内の音楽堂を訪ねられました。
ここでは、「全国障害者芸術・文化祭」の一環で障害のある人の美術作品展が開かれていて、両陛下は絵画や陶磁器などの作品をご覧になりました。
天皇陛下は、たくさんの動物が集まった絵画を描いたイラストレーターの松元伸乃介さんに、「画材は何を使って描きましたか」と質問されていました。
また皇后さまは「動物の表情がかわいい、みんな笑っていますね」などとことばをかけられていました。
両陛下は、午後、金沢市内の図書館で、国民文化祭で披露される朗読劇の練習もご覧になりました。
両陛下は、声優や地元の高校生らが、金沢出身の作家、泉鏡花の作品を題材にした朗読劇を演じる様子を見たあと、参加者と交流されました。
皇后さまは、高校生に「感情を上手に表現されていましたね」とか、「どれくらい練習をされましたか」などとことばをかけられていました。
また、天皇陛下は、参加者に、「朗読劇の成功を心からお祈りしています」と話されていました。
両陛下は、16日夜、皇居に戻られる予定です。