金沢市でパレード 性の多様性の尊重など訴える

性的マイノリティーの人たちや支援者たちによる「金沢プライドパレード」が、9日、金沢市で行われ、700人近くが町なかを歩いて性の多様性への理解などを訴えました。

「金沢プライドパレード」は、「LGBTQ+」と呼ばれる性的マイノリティーの当事者やその支援者などが、性の多様性の尊重などを訴えながら町なかを歩くイベントで、金沢市で行われるのは、今回が3回目です。
9日は、性的マイノリティーの人たちや、支援者など700人近くが集まり、午後1時半ごろに「しいのき迎賓館」前を出発しました。
参加した人たちは、シンボルの虹色の旗や、それぞれの願いを込めたプラカードを掲げながら、市内中心部の3.3キロを歩きました。
沿道では、多くの人が足を止めて手を振り返したり、写真や動画を撮ったりしていました。
パレードを企画した「金沢レインボープライド」の松中権共同代表は「参加者も年々増えてきていて、パレードは3回目にして認知度が上がっていると実感しました。自分らしく過ごせる街に、どんどん変わっていくと感じています」と話していました。