自転車の事故防止へ警察が一斉取締りで交通ルール呼びかけ

自転車の事故防止や交通ルールの徹底を図ろうと、警察が県内の重点地区を対象に25日、一斉に取締りを行いました。

自転車が関わる事故の防止や交通ルールの徹底を図ろうと25日、全国一斉に取締りが行われ、県内でも自転車を対象にした指導や啓発の重点地区など47か所で行われました。
金沢市西念の交差点には、25日朝、警察官10人ほどが集まり、金沢西警察署の石塚武志署長が「指導や取締りを徹底し、自転車の安全な利用を呼びかけてほしい」と訓示しました。
警察官は、通勤や通学などで自転車に乗る人たちに注意を呼びかけ、イヤホンを着けたり、横に広がって並走したりする人を見かけると、呼び止めて指導を行っていました。
また、ことし4月から、ヘルメットの着用が努力義務化されたことから、事故の際の被害を軽減するため、着用を呼びかけていました。
金沢西警察署の和泉哲朗地域交通官は「自転車の基本的なルールを順守してもらえるよう、しっかり指導していく。自転車に乗る際は、自分の身を守るためにヘルメットを着用してほしい」と話していました。