北陸新幹線 金沢〜敦賀間で試験走行始まる

2024年3月に開業する北陸新幹線の金沢駅から福井県の敦賀駅の間で、試験用の車両を使った試験走行が23日から始まりました。

新幹線の試験走行が始まったのは、来年3月16日に開業する北陸新幹線の金沢駅から敦賀駅の区間です。
JR東日本の試験用の車両、「イースト・アイ」が午前9時半すぎに福井県あわら市にある芦原温泉駅に入ってくると、JRや地元自治体の関係者など約80人が出迎えました。
その後、ホームで記念の式典が開かれ、福井県の杉本知事が「いよいよ北陸新幹線が福井県に入ってきた。開業まで半年を切ったのでプロモーションやおもてなし、2次交通の整備に全力を挙げていきたい」とあいさつしました。
そして、参加者たちがくす玉を割って初めて車両が来たことを祝いました。
23日の試験走行では、駅間を時速45キロ前後で走行しながら線路にゆがみがないかや、架線から電気が供給されているかなどを確認するということで、「イースト・アイ」は23日夜、敦賀駅に到着する予定です。
試験走行は12月9日まで行われ、今月26日からは営業用の車両「W7系」を使った試験が行われるということです。