新幹線と特急の乗り継ぎ 金沢〜大阪間 約2割高くなる見通し

北陸新幹線の延伸に伴い、新幹線と特急列車の乗り継ぎが必要になる金沢と大阪の区間などは、これまでに比べて料金が2割ほど高くなる見通しになりました。

JR西日本によりますと、北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業する来年3月16日以降、金沢駅と大阪駅の間を新幹線と特急を乗り継いだ場合の料金は、通常期の指定席で9410円となる見通しです。
現在の料金と比べて1620円、約2割高くなっています。
金沢駅と名古屋駅の間を新幹線と特急を乗り継いだ場合の料金は、通常期の指定席で9080円となる見通しです。
ルートによりますが、現在と比べて1割から2割ほど高くなります。
一方、新幹線と七尾線の特急を利用する場合に適用されている割り引きは廃止される見通しです。
東京方面から和倉温泉駅まで行くケースでは、現在よりも650円高くなるということです。
JR西日本金沢支社は「これまでより料金は高くなるが、割引きっぷの販売なども検討し、観光やビジネスの需要を取りこぼさないようにしていきたい」としています。