小松駅で新たな観光施設の内覧会 北陸新幹線開業に向け

北陸新幹線の敦賀開業に向け小松駅に新たにオープンする観光施設「Komatsu九」の内覧会が9日、開かれました。

来年3月16日の北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業で訪れる多くの観光客に対応しようと、小松市は停車駅となる小松駅に、飲食店などが入る観光施設「Komatsu九」を整備しました。
今月18日のオープンを前に小松市長や地元議員が出席し内覧会が開かれ、「食を豊かにする」とか「伝統を継ぐ」といった9つある施設の基本理念から「Komatsu九」の名前が付けられたことなどを市の職員が説明していました。
施設に作られた土産物店やコーヒーショップが入るエリアでは、小松市だけでなく、県内各地の特産品を購入することができるほか、多くのいすが設置され休憩できるようになっています。
また、ギャラリースペースでは小松駅の工事の際に出土した弥生時代の土器が展示されているほか、イベントなどにも活用できる場所となっています。
小松市の宮橋勝栄市長は「ほかの新幹線駅にないような様々な機能を持つよい施設になったと思う。小松市の新たな交流拠点になることを期待しています」と話していました。