金沢美術工芸大学 新しいキャンパス報道公開

金沢美術工芸大学の新しいキャンパスが完成し、19日報道関係者に公開されました。

金沢市小立野にある金沢美術工芸大学の新しいキャンパスは、いまの場所から約700メートルの距離にあります。
敷地面積は4万7000平方メートルで、7つの建物が屋内通路でつながっています。
学生たちの積極的な活動を後押ししようと学科に関わらず利用できる、専門的な機器を備えた「共通工房」や大きな作品づくりにも取り組むことができる屋外スペースの「創作の庭」が整備されているほか、図書館には実物の工芸品を見ることができるコーナーが設けられています。
また、地域に開かれた大学を目指してキャンパスには塀や門は設置せず、住民らが気軽に立ち寄れるよう学生たちの作品を展示する遊歩道が整備されています。
金沢美術工芸大学建設事務所の辰巳浩樹所長は「質の高い教育と研究を行っていくとともに、皆さんにも親しまれる空間になることを期待している」と話していました。