金沢大学とNHKが包括連携協定 教育や防災啓発などで

金沢大学とNHKは、教育や防災・減災の啓発など幅広い分野で連携や協力を進めることになり、7日、包括連携協定を結びました。

NHK金沢放送局で行われた包括連携協定の締結式には、金沢大学の塩川達大副学長とNHK金沢放送局の森田智樹局長が出席し、協定書に調印しました。
協定では、社会的な課題の解決や地域社会の活性化のため、教育や人材育成、防災・減災の啓発、研究活動の発展など幅広い分野で連携や協力を進めていくとしています。
具体的には、学生向けにNHKの放送や番組に関する講演を行ったり、防災や「SDGs」=持続可能な開発目標に関するイベントを開いたりすることにしています。
NHKと大学が連携協定を結ぶのは、全国で5例目となります。
金沢大学の塩川副学長は「NHKと連携することで研究に深みを出し、地域課題の解決に率先して取り組んでいきたい」と話していました。