共産党県委員会など4団体 共同訓練中止を申し入れ

共同訓練を前に、共産党県委員会など4つの団体が小松基地を訪れ、訓練の中止を求める申し入れを行いました。

小松基地を訪れたのは、共産党県委員会など4つの団体の代表者らです。
航空自衛隊は、防衛面での協力関係を深めることを目的に、小松基地で共同訓練を行う予定ですが、31日の申し入れではこの訓練について、中国との緊張をさらに高めるなどとして、中止を求めています。
また、訓練に参加する「F35」の安全性や騒音の懸念もあるとして、訓練の中止を求めました。
これに対して、小松基地の担当者は「いただいた意見はしっかりと上司に伝えます」と述べました。
申し入れを行った県平和委員会の柴原和美事務局長は「訓練の目的が形式的にしか説明されておらず、不誠実で怒りを感じる。緊張を高める訓練ではなくて、会談といった外交を行うべきなのではないか」と訴えていました。