大雨被害の津幡町で厳しい暑さのなか住宅の片づけ続く

7月の大雨で浸水の被害が相次いだ津幡町では、厳しい暑さのなか、10日あまりがたったいまも住宅の片付け作業が続いています。

このうち、津幡町下矢田にある山本孝志さん(81)の住宅は、近くを流れる能勢川があふれ、床上15センチほどの高さまで水につかりました。
30枚以上の畳や家具がぬれたということで、厳しい暑さのなか、10日あまりがたったいまも、乾かしたり汚れを落としたりする作業が続いています。
この住宅に夫婦で暮らす山本さんは、町内にある娘の自宅で寝泊まりしながら毎日通って作業を行っているということです。
山本さんは「こんなことは初めてでショックです。家も住めるか分からないですし、全部自分たちで片付けているのでとても大変です」と話していました。