オウム真理教の後継団体に約1年ぶりに立ち入り検査 

公安調査庁は24日午前、金沢市にあるオウム真理教の後継団体の拠点施設に、約1年ぶりとなる立ち入り検査に入りました。

立ち入り検査を受けたのは、金沢市を拠点に活動する「山田らの集団」の施設で、24日午前8時半前、公安調査庁の職員9人が施設に入りました。
この団体は、「アレフ」や「ひかりの輪」とともに、地下鉄サリン事件を起こしたオウム真理教の後継団体の1つに数えられていて、過去に無差別の大量殺人を起こした団体を対象とする「団体規制法」に基づいて、定期的な活動実態の報告などを義務づける観察処分が適用されています。
公安調査庁によりますと、この施設へのこれまでの立ち入り検査では、麻原彰晃、本名、松本智津夫元死刑囚の写真や修行に使う教材などが見つかっています。
公安調査庁による立ち入り検査は、去年6月以来およそ1年ぶりで、この団体が今も松本元死刑囚の強い影響下にあるとみて、活動の状況に変化がみられないかなどを調べています。
地元住民でつくる「金沢オウム真理教対策協議会」の浅井孝夫副会長は「施設の内部の状況や団体の活動実態を明らかにしてほしい」と話していました。