味平かぼちゃの出荷作業が本格化 加賀市

県内では加賀地方を中心に栽培されている味平かぼちゃの出荷が7月から始まり、最盛期を前に作業が本格化しています。

加賀市や能美市などで10年あまり前から栽培されている味平かぼちゃは、ほくほくとした食感と甘みの強さが特徴です。
このうち、加賀市では7月10日から出荷が始まり、作業が本格化しています。
市内にある集出荷場には、20日、収穫されたかぼちゃが集められ、10人あまりが傷などがないか確認したあと、大きさごとに箱に詰めていきました。
JA加賀によりますと、ことしは去年よりも生産農家が減ったことに加え、大雨で畑が水につかる被害があったことなどから、今シーズンの出荷量は、去年より4割近く少ない約130トンになる見通しだということです。
JA加賀かぼちゃ部会の桂田勇輝部会長は「ことしも品質は上々です。暑い時期なので冷製のポタージュなどがおすすめです」と話していました。
味平かぼちゃの出荷は、8月中旬までが最盛期だということです。