1000円で金沢市中心部の16施設に 新たなパス販売へ

県は、金沢市の中心部にある文化施設への誘客を図るため、1000円で16の施設をめぐることができるパスを新たに販売することになりました。

県が販売する「文化の森おでかけパス」は、市の中心部にある文化施設などを2日間1000円でめぐることができます。
対象となるのは、兼六園や金沢城公園、金沢21世紀美術館、歴史博物館、国立工芸館など、計16の施設です。
7月25日から、専用のホームページのほか観光案内所やコンビニでの購入が可能で、8月1日から利用できるようになります。
QRコードを施設の窓口で提示すると入場できるということです。
また、このパスがあれば、施設の周辺にある飲食店など、約70の店で割り引きのサービスも受けられるということです。
県は、金沢の文化の魅力をこれまで以上に打ち出していくことで、観光客の呼び込みを強化したい考えです。
新たなパスについて馳知事は「パスの購入や利用のデータを分析してニーズの把握に努め、兼六園周辺の『文化観光』の推進と誘客に生かしていく」としています。