能登地方を中心に大雨 1日にかけ土砂災害などに警戒を

梅雨前線の影響で県内は能登地方を中心に大雨となっています。
7月1日にかけても広い範囲で大雨になる見通しで、気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、それに川の増水に警戒を呼びかけています。

30日の県内は能登地方を中心に雨が強まり、七尾市では午後2時すぎまでの1時間に37ミリの激しい雨を観測しました。
午後8時までの24時間に降った雨の量は、七尾市で70ミリ、輪島市門前で62ミリ、白山市白峰で55.5ミリ、珠洲市で41.5ミリなどとなっています。
気象台は「大雨警報」を白山市、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町、七尾市、それに中能登町に出して土砂災害や低い土地の浸水に警戒するよう呼びかけています。
気象台によりますと、梅雨前線がしだいに南下するため、県内は30日夜から1日朝にかけて局地的に雷を伴って1時間に40ミリの激しい雨の降るところがある見通しだということです。
1日午後6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで加賀地方で150ミリ、能登地方で100ミリと各地で大雨になると予想されています。
気象台は県内の広い範囲で土砂災害や低い土地の浸水、それに川の増水に警戒を呼びかけています。