北陸地方　８月を中心に猛暑の可能性　暑さに十分注意

この夏、北陸地方は暖かい空気が流れ込みやすく、８月を中心に、猛暑になる可能性があるということで、気象台は暑さに十分注意するよう呼びかけています。

気象台が発表した７月から９月にかけての３か月予報によりますと、フィリピン付近では海面水温が高い状態が続いていることで、日本付近に暖かい空気が流れ込みやすくなる見通しです。
７月は、気温はほぼ平年並みですが、梅雨前線や暖かく湿った空気の影響を受けやすくなるため、降水量は平年並みか多く、梅雨前線の活動が活発になった場合は、大雨にも注意が必要だとしています。
一方、８月から９月にかけては、降水量はほぼ平年並みと予想されていますが、太平洋高気圧の影響が強まるのに加え、暖かい空気も流れ込みやすくなり気温は平年よりも高く、猛暑になる可能性もあるということです。
金沢地方気象台は、「８月ごろを中心に、厳しい暑さが長く続くおそれがあるため、熱中症などへの体調管理や、農作物の管理には例年以上に十分注意をしてほしい」としています。