加賀市が「イノベーションセンター」拡充 起業家を呼び込みへ

加賀市は、デジタル技術を生かす起業家を呼び込もうと、人材育成などの拠点となる施設の機能を拡充しました。

加賀市は、2018年に新たな産業の創出や人材育成の拠点となる「イノベーションセンター」を設置しています。
市は、デジタル技術を生かす起業家の呼び込みにいっそう力を入れるなどとして施設の機能を拡充し、18日、リニューアルオープンしました。
このうち、スタートアップ企業が賃料無料で3年間利用できる「インキュベーションルーム」は、これまでの11部屋からさらに10部屋増やしたということです。
また施設では、ITなどの知識を身につけて地元の企業で生かしてもらうため、「リスキリング」のためのスペースも拡充したということです。
一方、施設では、最新のデジタル技術を紹介するコーナーも設けられ、訪れた子どもたちがドローンを飛ばしたり、3Dプリンターで工作をしたりして楽しんでいました。
施設を視察した宮元市長は「たくさんの人が刺激しあい、新しい発想を生む場所にしてほしい」と話していました。