「不適切な保育」全国調査 石川県内では5件確認

国が行った「不適切な保育」の全国調査で、石川県では、保育所とこども園であわせて5件が確認されました。

静岡県で、保育士が園児の足をつかんで宙づりにしたケースなど、「不適切な保育」が相次いだことを受けて、こども家庭庁は、去年4月から12月にかけて全国的な調査を行いました。
この調査で、石川県では、保育所で3件、こども園で2件のあわせて5件が確認されました。
「不適切な保育」は、子どもの人格を尊重しない行為を指し、今回の5件のなかには、脅迫的な声かけをしたケースなどがあったということです。
一方、「虐待」とされたケースはありませんでした。
結果について県は「結果も踏まえ、市や町と連携しながら、適切な保育を徹底してもらうよう努めていきたい」としています。