金沢市の公共シェアサイクル「まちのり」25万人が利用 

金沢市の公共シェアサイクル「まちのり」を利用する人は年々、増加していて昨年度は25万人と、年間目標としていた10万人を大きく上回りました。

金沢市は、市内中心部へのアクセス向上などを目的に、「まちのり」として、11年前から市民や観光客に自転車を貸し出す、シェアサイクル事業を行っています。
「まちのり」の利用者は年々、増加し、金沢市によりますと、昨年度は25万3345人と、前の年度の1.55倍となり、昨年度、目標としていた10万人を大きく上回りました。
金沢市は、「まちのり」のさらなる利用拡大と利便性の向上を見据え、これまで貸し出し場所のなかった金沢大学とその周辺の6か所に、6月1日から7月いっぱいの間、試験的に自転車50台を設置しています。
金沢市交通政策課は「密を避けられる交通手段として、市民の利用が増えています。新たなエリアで通勤や通学の需要を調査し、サービス拡充につなげたい」と話しています。