北陸新幹線 金沢〜敦賀の開業控え小松駅に新エリアがオープン

来年の春に北陸新幹線の金沢・敦賀間の開業を控え、小松駅の高架下に飲食や買い物ができる新しいエリアが、6月1日にオープンしました。

北陸新幹線の福井県敦賀までの延伸を控え、停車駅となる小松駅には飲食店などが少ないことから、小松市やJR西日本のグループ会社などが高架下に複合施設の開発を進めています。
6月1日に、食事や買い物などができるエリアがオープンしました。
このうち、「小松KABULET」では、地元の商店街が協力して、和菓子や中華そば、クラフトビールなどが味わえます。
また、飲食以外にも伝統工芸の九谷焼の購入や、昭和30年代に全国各地で流行した「スマートボール」で遊べるなど、幅広い世代が利用できるエリアもあります。
訪れた人たちは、さっそくご飯を食べたり、「スマートボール」で遊んだりしたほか、小松市の宮橋市長も訪れて、新しくなった駅の周辺を視察していました。
市内に住む男性は、「駅前で配っていたチラシを見て来ました。地元の人が飲食ができるので、いいと思います」と話していました。
JR西日本不動産開発株式会社の後藤孝さんは、「初日から多くの人に来てもらえてよかったです。居心地のいい空間なので、さまざまな人に利用してほしい」と話していました。