加賀温泉駅周辺での商業施設整備向け 補正予算に調査費

加賀市の宮元市長は、加賀温泉駅周辺での商業施設の整備を想定し、交通量を調査するための費用を補正予算に盛り込む考えを示しました。

宮元市長は26日開いた記者会見で来年春に開業する北陸新幹線の加賀温泉駅周辺の再開発計画をめぐり、三重県の企業からアウトレットやホテルを整備するとした提案を受けたことを明らかにしました。
企業が作成したイメージのイラストには、2階建ての建物と高層の建物が並んで建っている様子が描かれています。
提案を受けて宮元市長は、施設の整備を想定し、周辺の道路の拡幅が必要か検討するため交通量の調査を行う方針を明らかにし、6月の議会に提出する補正予算案に1800万円を盛り込む考えを示しました。
宮元市長は「大型の商業施設を要望する声は住民からもたくさん寄せられていたので、今回の提案には大変期待している。民間企業と連携して加賀市を住みやすく魅力あるまちにしていきたい」と述べました。