北陸3県の日本酒 酒造組合などが輸出促進策を協議

北陸3県でつくられた日本酒の輸出の促進に向けた会議が金沢市で開かれ、関係機関が方策について協議しました。

金沢国税局が開いた会議には、北陸3県の酒造組合や各県からおよそ40人が出席しました。
このなかで国税局の担当者は日本酒の輸出は中国やシンガポールなどアジア向けを中心に大幅に伸びていて、令和3年度には過去最高となったと報告しました。
一方で酒造メーカーからは、手続きの難しさや現地での商品管理などに不安があるという調査結果もあると指摘しました。
このあと関係機関からは輸出を促すための取り組みが紹介され、このうち石川県の担当者は、国際ビジネスを支援する窓口を一本化し、現地の団体とネットワークの構築に努めていることや、欧米にも販路を広げていくため、フランスやアメリカのバイヤーを招いた商談会を企画していることなどを報告していました。