被災した珠洲市の高齢者たちがグラウンド・ゴルフ元気にプレー

5月5日の地震で被災した珠洲市の高齢者たちが、グラウンド・ゴルフの大会に参加して元気にプレーを楽しみました。

大会は、珠洲市内のグラウンド・ゴルフ場で行われ、5月の地震で被災した宝立地区と飯田地区に住む60代から80代までのおよそ50人が参加しました。
参加者は、5人1組で32ホールをまわり、ショットを打つたびに「ナイス」とか「惜しい」などと声を上げていました。
2つの地区の住民がそろって競技を行うのは、地震があってからでは初めてだということで、笑顔で会話をしながら元気にプレーを楽しんでいました。
参加者によりますと、メンバーのなかには、自宅の屋根瓦がずれたり棚から物が落ちて壊れたりする被害があった人もいるということです。
宝立地区の83歳の女性は「自宅の玄関の壁が少し崩れました。仲間と一緒にプレーをして気分転換になりました」と、うれしそうに話していました。