珠洲市で公営住宅提供準備 高齢で上階への入居難しいケースも

一連の地震で多くの住宅が被害を受けた石川県珠洲市では、県や市が自宅に戻ることのできない人に公営住宅を提供する準備を進めています。
ただ被災した人のなかには高齢者も多く、階段を利用する建物の上階への入居は難しいというケースも出ています。

珠洲市では10日昼すぎまでに全壊15棟、半壊13棟を含む540棟の住宅の被害が確認され、県や市では自宅に戻ることができない人に公営住宅を提供する準備を進めています。
これまでに市営住宅6戸と県営住宅7戸のあわせて13戸の部屋を確保したということで、自宅が全壊した人を優先して入居に向けて調整しているということです。
ただ確保した13戸のなかには4階建てや5階建ての集合住宅の上階の部屋もあり、住む際には階段を上り下りする必要があるため、高齢者の入居は難しいケースも出ているということです。
入居を希望する人と部屋の状況のニーズがあわない場合は、しばらくの間、避難所となっている公民館などでも生活できるよう環境を整えるということで、県や市は被災した人たちの意向を十分に確認しながら早期に対応していきたいとしています。