珠洲市震度6強 国や市の職員が市内の橋やトンネル点検

石川県珠洲市では、国や市の職員が地震によって市内の橋やトンネルに被害が出ていないか点検を進めています。

国土交通省や市の職員など5人は、6日朝から市内にある42の橋と2つのトンネルで、橋が隆起したり橋脚にひびなどが入ったりして通行に危険がないか点検しました。
午前中の点検で、橋と接する堤防では今回の地震でできたとみられる長さ5メートル近くのひびが確認されましたが、正午までに通行止めなどの措置をとった場所はないということです。
国土交通省金沢河川国道事務所工務第二課の中川英男課長は「ふだんよりでこぼこしていたり、ひびが入っていたりする場合には通行するのを止め、市役所に連絡してほしい」と話していました。