金沢市であしなが学生募金の活動

病気や災害で親を亡くした子どもたちなどへの支援を呼びかける「あしなが学生募金」の活動が金沢市で行われました。

「あしなが学生募金」の街頭での呼びかけは新型コロナの影響でしばらく取りやめられていましたが、去年、再開しました。
22日はJR金沢駅前で今年度最初の活動が行われ、石川県や福井県の学生ら約20人が協力を呼びかけました。
横一列に並んだ学生らが「ご協力お願いします」と声をかけると、通りかかった人たちは足を止めて募金に応じていました。
団体によりますと、最近では物価上昇の影響を受けて、奨学金を利用する学生や生徒の生活は厳しさを増しているということです。
活動を行った大学生の岡本裕生さんは「私には心理カウンセラーになるという夢があり、募金のおかげで学生生活を過ごせています。遺児には支援が必要なので多くの人にご協力をいただきたいです」と話していました。