「食の安全」テーマにした映画の上映会 七尾市
「食の安全」をテーマにした映画の上映会が、21日、七尾市で開かれました。
映画「食の安全を守る人々」は、監督の原村政樹さんや、元農林水産大臣で弁護士の山田正彦さんが、農業や食について、国内外を取材してまわるドキュメンタリー作品です。
21日は、七尾市の会場で、午前と午後の2回上映会が開かれ、住民ら20人あまりが集まりました。
映画の中では、オーガニック食品の利用を始めたことで、子どもの体調が改善したアメリカでのケースや、韓国では、学校給食の食材はほとんどオーガニック食品が使われていることが、紹介されていました。
映画を見た女性は「体は食べ物でできているので、農薬の問題などを知って、食品などを選択していく必要があると思いました」と話していました。
今回の上映会を開いた、食生活や子育てなど暮らしの環境改善を目指す団体の松本咲子さんは「農薬や除草剤による影響や、問題についても皆さんと一緒に考えていきたい」と話していました。
映画は、22日と23日は、白山市福祉ふれあいセンターで上映されることになっています。