「こどもの日」を前に“三段飾り”の五月人形飾りつけ 輪島市

5月の「こどもの日」を前に、“三段飾り”の五月人形が、輪島市の保育園に飾りつけられました。

輪島市にある、かわい保育園を訪れ五月人形を飾りつけたのは、輪島市の漆器職人、越戸光雄さんです。
越戸さんは10年以上前から仲間の職人と協力して保育園や幼稚園に輪島塗のパネルをプレゼントする活動をしていて、ことしパネルを贈る予定のかわい保育園に、五月人形を貸し出すことにました。
保育園では妻の一子さんと協力しながら、遊戯室にあるステージの上に“三段飾り”の五月人形を飾りつけました。
五月人形は、幅が1.3メートル、高さが1.5メートル以上あり、よろいかぶと姿の人形が載っているほか、弓矢やこいのぼりの飾りも付いた豪華な作りです。
越戸さんによりますと、五月人形は自分の子どもが生まれた40年ほど前に親が購入してくれたものですが、今では自宅でほとんど飾らないため、去年から保育園に貸し出しているということです。
越戸さんは、「園児たちが五月人形のように元気に育ってくれればうれしいです」と話していました。
※五月人形は輪島塗ではありません。