高齢者が「eスポーツ」に挑戦 小松市
小松市の高齢者たちが、対戦型のゲームを競技として行う「eスポーツ」の体験会に参加しました。
「eスポーツ」を体験したのは、小松市のシニアサークルの高齢者20人あまりです。
14日は、歌のリズムに合わせて太鼓をたたくゲームに挑戦しました。
高齢者たちは、サポート役の大学生から、赤や青の印が、特定の位置まで移動してきたタイミングで音を出すことなどを学びながら、楽しそうにバチでたたいていました。
そばにいた人たちも興味深そうに画面をのぞき込み、プレーが終わると拍手を送っていました。
今回の体験会は、高齢者も楽しめる「eスポーツ」で認知症の予防につなげるとともに、交流の場も提供したいと、小松市が開いたということです。
参加した80代の女性は「初めての体験でしたが、やってみるとおもしろいと思いました」と話していました。
また参加した大学生は「eスポーツを通して年齢を超えた交流が今後も広まっていくと思います」と話していました。