「春節」を前に和倉温泉に台湾からツアー客 七尾市
旧正月の「春節」が始まるのを前に、七尾市の和倉温泉では、台湾から大型連休を利用してツアー客が訪れています。
1月22日から始まる旧正月の「春節」では、大型連休を利用して、中国や台湾から観光客が日本を訪れる見込みで、七尾市にある和倉温泉の「加賀屋」には、20日夕方、台湾からのツアー客、約30人が訪れました。
和倉温泉旅館協同組合によりますと、新型コロナの感染拡大前は、ツアー客を中心に台湾や香港などから、年間1万5000人ほどが訪れていましたが、去年とおととしは、ほとんど見られませんでした。
また、「加賀屋」でも、例年この時期になると台湾からのツアー客を中心に、約1000人が宿泊していて、感染拡大後の「春節」の期間としては、今回、3年ぶりにツアー客を迎えるということです。
家族4人で来日したツアー客は「日本一の旅館と聞いて訪れました。温泉と料理が楽しみです」と話していました。
「加賀屋」の道下範人支配人は「正月明けのこの時期は閑散期でもあるので、春節のこの時期に台湾のお客さまが戻ってきたということで、ありがたく思います」と話していました。