金沢市の会社にサイバー攻撃 身代金要求型「ランサムウェア」

世界中で被害が出ているサイバー攻撃、県内企業もターゲットになっています。
金沢市に本社がある空調設備の施工会社が、外部からのサイバー攻撃を受け、社内システムに障害が起きていると発表しました。
「ランサムウェア」と呼ばれる身代金要求型の攻撃で、会社では障害の復旧を急ぐとともに、情報の流出がないかなど、調査を進めています。

外部からのサイバー攻撃を受けたと発表したのは、金沢市に本社がある「菱機工業」です。
会社によりますと、11月17日の早朝、複数のサーバーに外部からのサイバー攻撃があり、社内のシステムに障害が発生したということです。
「ランサムウェア」と呼ばれる身代金要求型の攻撃だということです。
会社では、情報の流出などを防ぐため、サーバーにつながっていたコンピューターの電源を落としたままにする対応を取り、警察に相談した上で、情報セキュリティ会社の協力を得ながら調査や障害の復旧を進めているということです。
この会社への攻撃をめぐって『ロックビット』と呼ばれる国際ハッカー集団が、声明を出していますが、この集団は、過去にも国内の病院や、大手衣料品チェーンが狙われたサイバー攻撃への関与を主張しています。
身代金の支払いに応じないと盗んだデータをネット上の闇サイトで暴露する手口で知られ、世界中で被害が出ています。
菱機工業は「お客さまや関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げる。原因や影響の範囲を引き続き調査し、詳細がわかりしだい、報告したい」としています。