北陸鉄道 中間決算 バス鉄道は低迷 来春にも運賃引き上げも

バスや鉄道を運行する北陸鉄道はことし9月までのグループ全体の中間決算を公表しました。
原油高などの影響を受けて主力のバスや鉄道事業で低迷が続き、来年の春にも運賃の引き上げを実施していく考えを示しました。

北陸鉄道は、17日、会見を開き、ことし9月までのグループ全体の決算を公表しました。
新型コロナウイルスによる移動制限の緩和によって、人の動きに回復が見られたことから、売り上げにあたる「営業収益」は、去年の中間決算と比べて、27%あまり多い51億9300万円でした。
ただ、燃料費や電気代の高騰がバスや鉄道事業に影響し、最終的な損益は、4400万円の赤字になりました。
こうしたことから北陸鉄道は、路線バスと鉄道の運賃引き上げを来年の春にも実施していく方針を明らかにしました。
運賃改定にあたっては、北陸信越運輸局の認可が必要で、年内にも具体的な金額を決めて申請する方針です。
北陸鉄道の宮岸武司社長は「利用者は増えているものも、コロナ前と比べると苦しい状況が続いており、本来やるべき車両更新などの設備投資ができていない。バスや鉄道を安全に運行していくためには運賃改定はやむを得ない」と述べました。