園児が一足早く七五三参り 金沢市
11月15日の「七五三」を前に、金沢市の神社では、保育所の子どもたちが一足早く体操服姿で七五三参りを行いました。
金沢市野町の「神明宮」では、神社に気軽に足を運んでもらおうと、40年ほど前から園児を招いて「ふだん着での七五三参り」を行っています。
9日は、11月15日の「七五三」を前に、神社の近くにある「第一善隣館保育所」の子ども約50人が体操服姿で訪れました。
社殿では、子どもの成長と健康を願う神事が行われ、代表の子どもらが玉串を捧げたあと、正座した園児たちも、禰宜の指示に合わせてお祈りしていました。
このあと、子どもたちは「ちとせあめ」や風船を受け取り、そろって記念撮影に臨んでいました。
参加した園児の1人は「みんなが幸せでいられるようにとお祈りしました。あめはひとりで食べます」と話していました。
この神社では、七五三の日にお参りできない人もいることから、15日以外も受け付けをしているということです。