製造現場を一般の人たちに開放しものづくり体験イベント小松市
ふだんあまり見られない製造の現場を、一般の人たちに開放し、ものづくりの体験も出来るイベントが、3日から小松市で開かれています。
製造業が盛んな小松市では、ものづくりの魅力に触れてもらうため、ふだんは見られない現場を開放し体験も出来るイベント、「GEMBA モノヅクリエキスポ」が、3日から開かれています。
ことしは、市内35の企業が参加していて、このうち、創業役130年の繊維メーカーでは、織物生産の作業場を公開しています。
訪れた人たちが、糸の組み合わせで生地をデザインする「ジャカード」とよばれる、昔ながらの織物の技術について、社長から説明を受けていました。
東京都から来た39歳の男性は「生地が作られていく工程を順番に見ることが出来て感動しました。次回は家族を連れて小松市の他の工場も見てみたいです」と話していました。
繊維メーカー「小倉織物」の小倉久英社長は「みなさんとても楽しんでいましたので、またこのような機会を作って産業観光につなげていきたい」と話していました。