金沢市内すべての小学6年生参加の体育大会3年ぶり開催

スポーツの秋を迎え、金沢市で、市内すべての小学校の6年生が参加する恒例の体育大会が、3年ぶりに開催されています。

金沢市教育委員会が主催するこの大会は、金沢市内すべての小学校、すべての6年生の児童が参加して毎年、開かれています。
新型コロナの影響でおととし、去年の大会が中止になったことから、ことしは3年ぶりの開催です。
会場の西部緑地公園陸上競技場には、53の小学校、1つの分校からあわせて3700人の子どもたちが集まり、代表の扇台小学校6年、飯久保咲良さんと、安川瑠璃湖さんが、「思いやりの心を大切にし、夢に向かって挑戦します」と宣言して大会が始まりました。
最初の種目は、昭和22年に石川県で開催された国体から70年以上、受け継がれている、金沢市民おなじみの集団演技「若い力」です。
子どもたちは、体をのびのびと動かし、息の合った演技を披露していました。
「若い力」の集団演技に参加した男子児童は、「コロナでできなかった先輩の思いを背負って演技に取り組みました。雨が降って心配だったけど開催できてよかったです」と話していました。