韓国にルビーロマン 馳知事「流出防止に取り組む」

石川県が開発したブドウの高級ブランド「ルビーロマン」と同じ名前で、韓国でも遺伝子型が一致するブドウが販売されていたことがわかり、馳知事は「何者かが韓国に枝を持ち込んだと考えられる」とした上で、国外での商標登録を進めるなど、県産ブランドの流出防止に取り組んでいく考えを示しました。

ルビーロマンは、石川県が14年かけて開発した高級ブドウで粒の大きさや糖度など厳しい基準が設けられています。
一方、韓国でも去年、同じ「ルビーロマン」の名前で生産、販売されているブドウが見つかり、DNA鑑定の結果、遺伝子の型が石川県のルビーロマンと一致していたということです。
「ルビーロマン」は接ぎ木してから実を付け出荷できるまで5年かかることから、石川県の馳知事は「何者かが5年以上前に入手した枝を、韓国に持ち込んだと考えられる」と述べました。
そして、韓国産のものは遺伝子型が同じでも品質の面では石川県産より劣っていると強調しました。
韓国産のものは、糖度が3度ほど低く、粒の大きさが20%程度小ぶりで色づきや房の形も不均等だということです。
馳知事は「県産と韓国産のものは似て非なるものだ。韓国の人も石川県に旅行に来て県産のルビーロマンを味わってほしい。国外での商標登録を進めるとともに、外務省や農林水産省などと連携し、2度とこうしたことが起きないようしたい」と述べて、県産ブランドの流出防止に取り組む考えを示しました。