日本海のスルメイカ 過去5年の平均下回る見通し

8月から12月までに日本海に分布するスルメイカの量は、過去5年の平均を下回る見通しになることが県などの調査で分かりました。

国や県などの漁業調査船はことし6月から7月にかけて、北海道から山陰沖の日本海の44か所でスルメイカ漁の試験操業を行いました。
その結果、イカを釣り上げる機械1台で1時間に釣り上げたイカは、調査地点全体の平均では2.05匹と、去年の5.43匹の4割以下、過去5年の平均9.84匹のおよそ2割にとどまりました。
分布状況をみると、山陰沖の海域では比較的高い分布がみられましたが、ほとんどの海域は、漁獲が低水準で全くないところもみられたということです。
日本海ではスルメイカの分布が広くみられた状況が変化していると考えられ、日本海全体でも、去年や過去5年の平均を下回ると考えられるということです。
県水産総合センターは「調査時期に分布がなくても、夏以降に水揚げが増加した去年のような例もあるので、県の調査船で漁場を探し、情報提供を行うなど漁業者をサポートしていきたい」と話していました。