石川県の最低賃金 ことし10月から30円引き上げ891円に

石川県の最低賃金について、労使の代表などでつくる労働局の審議会は、ことし10月から時給を30円引き上げて891円とするよう答申しました。

最低賃金は、雇用主が労働者に最低限、支払わなければならない賃金で、都道府県ごとに金額が定められ、厚生労働省の審議会は8月、全国平均で31円引き上げ、石川県などの地域では30円引き上げるとする目安を示しました。
これを受けて、石川労働局の審議会で労使の代表による議論が行われ、現在861円となっている最低賃金を、厚生労働省の目安どおり30円引き上げ、891円とする答申をまとめました。
引き上げ額は、昨年度の28円を上回り、最低賃金が時給で示されるようになった2002年度以降で最大です。
物価高が進むなか、労使双方からは、国が中小企業などへの支援に早急に取り組むよう求める意見が出されたということです。
労働局によりますと、今回の引き上げで影響を受ける時給891円未満の労働者は、県内全体の10%ほどにあたるおよそ4万9600人で、新しい最低賃金は早ければ10月8日から適用されます。
今年度の改定で、北陸地方では富山県で31円引き上げて908円、福井県で30円引き上げて888円とする答申がまとまっています。