園児切りつけた罪で起訴の元保育士 別の園児傷害の罪で追起訴

鹿児島市の幼稚園をめぐる事件で、21歳の元保育士が女の子に暴行を加えて顔におよそ1週間のけがをさせたとして、検察は19日、傷害の罪で追起訴しました。

追起訴されたのは、南九州市知覧町の無職、笹山なつき被告(21)です。

起訴状などによりますと、先月3日、鹿児島市の幼稚園で女の子の鼻を家具で打ちつける暴行を加え、およそ1週間のけがをさせたとして傷害の罪に問われています。

警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

検察は認否について明らかにしていません。

元保育士は先月7日、幼稚園で2歳の男の子の首をカッターナイフで切りつけ、およそ1か月のけがをさせたとしてすでに殺人未遂の罪で起訴されています。

また、幼稚園の代理人の弁護士によりますと、元保育士は先月28日付けで懲戒解雇されたということです。