鉄砲伝来の種子島で「もののふ祭り」

日本で初めて鉄砲が伝来した種子島の中種子町でより多くの人に鉄砲の歴史を知ってもらおうというもののふ祭りが開かれました。

種子島は1543年に島に漂着したポルトガル人から初めて火縄銃が伝えられたとされ祭りは、6月30日、地元の中種子火縄銃保存会が開きました。

会場では祭りでは今回はじめて警察から許可を得て保存会のメンバーが火縄銃の試射を行いました。

また、かっちゅうを着る体験コーナーも設けられ、子どもたちがかっちゅうを着させてもらい火縄銃を持ってポーズをとっていました。

かっちゅうを来た中学1年生の女子生徒は「重いです。昔の人はこんなに大変なのを着て戦っていたんだと思いました」と話していました。

中種子火縄銃保存会深田和幸会長は「自分たちの生まれた場所を知ってもらい外に出たときにふるさとの種子島に誇りをもってもらえたらと思います」と話していました。