知事選を前に 鹿児島市の高校に1日かぎりの期日前投票所

来月7日に投票が行われる鹿児島県知事選挙を前に、28日鹿児島市の高校に期日前投票所が設けられ、18歳の高校生たちが1票を投じました。

この取り組みは、鹿児島市選挙管理委員会が選挙を身近に感じてもらい若者の投票率の向上などにつなげようと、鹿児島商業高校に28日、1日かぎりの期日前投票所を設けました。

投票は、昼休みの午後1時から2時までの1時間に限られましたが、選挙権のある18歳の生徒や教職員、あわせて28人が訪れ、投票用紙を受け取ったあと1票を投じていました。

また、入場券の確認や投票用紙を手渡す係、それに立会人も生徒たちが務め、選挙の事務を手伝いました。

投票した生徒は、「同じ部活の子に誘われて来たのですが、投票は思ったより簡単でした。学校にあると近くて休み時間に行けるのでいいなと思いました」と話していました。

また、別の生徒は、「鹿児島県がより良い環境になればいいなと思って、投票しました。もう少し自分たちの思っていることを選挙に行くことで伝えられればいいなと思いました」と話していました。

鹿児島市選挙管理委員会の仮屋拓也事務局長は、「この取り組みをきっかけに選挙を身近に感じてもらい、これから先の投票行動につながればと感じている」と話していました。