巡査部長 不正照会などで80回盗撮か 停職処分で依願退職

巡査部長 不正照会などで80回盗撮か 停職処分で依願退職

女性を盗撮したなどとして逮捕・起訴された鹿児島県警の巡査部長について、県警は調査の結果、被害者の個人情報を不正に照会するなどして、少なくとも80回の盗撮行為を繰り返していたことが確認されたとして、21日付けで停職3か月の懲戒処分にしました。
巡査部長は依願退職しました。

懲戒処分を受けたのは、枕崎警察署地域課の巡査部長、鳥越勇貴被告(32)です。

巡査部長は去年3月ごろから12月ごろにかけて、合わせて12回にわたって公衆トイレに侵入し、女性をスマートフォンで盗撮していたとして、性的な写真を撮影した罪などで今月3日に起訴されました。

県警察本部が本人から聞き取りを行うなどして調査した結果、巡査部長は2019年から去年にかけて、被害者の個人情報を不正に照会するなどして、少なくとも80回盗撮行為を繰り返していたことが確認されたということです。

また、このうち9回は勤務中だったということです。

県警察本部は、警察の信用を著しく失墜させたとして、巡査部長を21日付けで停職3か月の懲戒処分にしました。

巡査部長は依願退職したということです。