南九州市で住宅などが全焼 男性1人が死亡

南九州市で住宅などが全焼 男性1人が死亡

19日午後、南九州市で住宅や倉庫など3棟が全焼し、この家に住む50代の男性1人が死亡しました。
警察は火事の原因を調べています。

19日午後2時ごろ、南九州市川辺町下山田の吉永マサ子さん(82)の住宅の近くを通りがかった人から、「建物から火が出ている」と消防に通報がありました。

火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、吉永さんの木造平屋建ての住宅と倉庫、それに小屋のあわせて3棟、210平方メートルが全焼しました。

この火事で、現場から男性1人が全身にやけどを負って、病院に運ばれて治療を受けていましたが、午後6時すぎに死亡が確認されました。

警察によりますと、死亡した男性は吉永さんの長男の義明さん(56)と確認されたということです。

この住宅には、吉永さんと、義明さんらいずれも50代の息子3人のあわせて4人で住んでいたということです。

火事が起きたとき、ほかの3人は家におらず、無事でした。

警察は今後、火事の原因を詳しく調べることにしています。

現場は、南九州市役所川辺支所から西に3キロほど離れた住宅が点在する地域です。