海自 7日に鹿屋航空基地でシーガーディアンの試験運用実施

海上自衛隊は、大型無人機「シーガーディアン」を6月7日に鹿屋航空基地の上空に飛来させ、11日と12日には基地での離着陸を行うと発表しました。
今後、中国が活動を活発化させている東シナ海の上空での試験運用も予定されています。

海上自衛隊は、有人の哨戒機で行っている警戒監視などの任務を無人機で代替できないか検証するため、去年5月から青森県の八戸航空基地を拠点に大型無人機「シーガーディアン」の試験運用を行っています。

「シーガーディアン」について、海上自衛隊は31日、6月7日に初めて鹿屋航空基地の上空に飛来させ、11日と12日に基地での離着陸を行うと発表しました。

防衛省によりますと、中国海軍の艦艇などが活動を活発化させている東シナ海の上空での警戒監視に向けた試験運用も今後、予定されているということです。

鹿屋航空基地での試験運用について、塩田知事は31日、海上自衛隊に対し、運用の詳細について適宜、情報提供を行うことや住民の安心・安全の確保に万全を期すことなどを文書で要請しました。