「NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会」組み合わせ決定

甲子園出場をかけた夏の大会の前哨戦とも位置づけられ、今月25日に開幕する「NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会」の組み合わせ抽せん会が行われました。

66回目となることしの大会の抽せん会は、7日午後、NHK鹿児島放送局で開かれ、出場する20校の選手や監督などが集まり、順番にくじを引きました。

その結果、春のセンバツ高校野球に出場し、去年のこの大会で優勝した神村学園は、第1シードとして去年秋の県大会でベスト4に入った鶴丸高校と今月26日に対戦します。

また、春の九州大会でベストフォーに入った第2シードの鹿児島実業は、同じく今月26日に大島高校と対戦することになりました。

選手宣誓は、抽せんの結果、れいめい高校のキャプテン、藤本悠人選手が務めることになりました。

藤本選手は「大会に向けて自分の覚悟を決める意味でも元気よく気迫ある選手宣誓をしたい」と話していました。

神村学園のキャプテンの、川下晃汰選手は「鶴丸高校は秋の大会もすばらしい結果を残しているので、初戦までに自分たちの野球を徹底していきたい。目標は優勝ですが、目の前の一戦一戦を戦っていきたい」と話していました。

大会は、「NHK旗争奪」の名前で開かれる最後の大会として、今月25日に開幕し、日程が順調に進めば、来月1日に準決勝が翌2日に決勝が予定されています。

NHKでは準決勝以降の3試合の模様をラジオで生中継します。