サッカーJ2 鹿児島ユナイテッド7試合ぶり白星

サッカーJ2で16位につけている鹿児島ユナイテッドは21日、ホームの鹿児島市の白波スタジアムで15位の栃木SCと対戦し、2対1で勝って7試合ぶりに白星を挙げました。

試合は、前半27分に右コーナーキックから井林章選手が頭であわせてゴール左に決めます。

チームとして、今シーズン初めて先制点を挙げ、攻撃の流れを作ります。

後半5分には、福田望久斗選手が高い位置でのプレスでボールを奪うと、ゴール前まで1人で運んで左足でシュートを決め、追加点を挙げます。

後半38分に栃木に1点を返されるなど、終盤は苦しい時間が続きましたが、キーパーの泉森涼太選手の好セーブでしのぐなど、粘り強く守り抜きました。

ユナイテッドは2対1で勝って、7試合ぶりに勝ち点3をつかみ、15位に順位を上げました。

鹿児島ユナイテッドの大島康明監督は「これまでの試合の課題を修正できているし、先制点を挙げられたこと、粘り強く守ることができたところはよかった。サポーターが喜ぶ姿は最高だし、何回も喜んでもらえるように頑張りたい」と話していました。

先制ゴールを決めた井林選手は「チームとしても苦しい時期が続いたし、自分もけがで貢献できていなかったなかで、試合に出て結果で見せることができてよかった。いい流れを上昇気流に乗せて勝ちを貪欲にねらっていきたい」と話していました。

次の試合は、今月28日、ホームでレノファ山口と対戦します。